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ウヨロ川のサケ情報

産卵床の見分け方

サケの産卵床

サケの産卵床

サケが川底を掘って卵を産み、埋め戻した場所のことを産卵床(さんらんしょう)と呼びます。

1尾のメスの産卵床は、畳1枚ほどの広さの楕円形で、やや小さめのサイズの揃った石が川底より数cmほど高く積み上げられています。産んで間もない産卵床の上の石には茶色い藻が生えていないので、石がきれいに見えます。

産卵は水深20〜30cmほどの浅い場所で行われます。川の水が減ると、水の多い時に産んだ産卵床の頭が水面から出ることもあります。卵は川底から20cmほど下の砂利の中なので、めったなことでは干上がりません。

たくさんのサケが集中して次々と産卵すると、川底一面がサケによって耕されたような状態になり、産卵床が何箇所あるか分からなくなるほどです。