Top > ウヨロ川の生態系とサケ - 森とサケの関係
森とサケにはもともと、持ちつ持たれつの関係があります。
サケは、海でエサをたくさん食べ、その恵みを自分の大きな体にたくわえて川に持ち帰ります。
産卵を終えたサケの死体は、動物や微生物などによって分解され、チッソやリンなど、植物が利用できる栄養分になります。
森は、サケの栄養分を吸収して豊かになり、たくさんの落ち葉によって、サケなどの生物が住む川や沿岸にその恵みをお返しします。
サケの産卵場所は中流域なので、山奥の森はサケの恵みを受けません。
山の手前に豊かな森林があるウヨロ川では、現在では珍しい、森とサケとの本来の関係が見られます。
動植物とそれらを取り巻く環境をまとめて「生態系」と言います。
ここでは、ウヨロ川やその周辺の自然環境のことです。
生態系のなかでは、生物同士が深くつながっています。
このホームページについて | リンク | ウヨロ環境トラストについて | サイトマップ