| １．サケが還るウヨロ川 |
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 胆振最高峰のホロホロ山山麓の湿原を水源とし、太平洋に注ぐ水質良好な流路延長18.8㎞、流域面積61.2ｋ㎡の二級河川です。中流部にはふ化場があり、稚魚が放流されています。秋には本流では自然ふ化で海に下ったサケが戻ってきてフットパスから間近に自然産卵の様子が見られます。
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| ２．オーシャンファーム |
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３．サケの産卵場所 |
 競走馬が余生を送る養老院のような牧場です。フットパスは牧場入口からすぐに左手の高速道路沿いにウヨロ川に向かい、牧場の外周を歩きます。牧場の人がいれば許可をもらって、畜舎の中の見学や牧場の中を歩いてウヨロ川沿いのフットパスに向かうこともできます。 |
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 高速道路の橋より上流のウヨロ川はサケの産卵場所です。秋にはいたる所で、尾を使って川底に産卵床を掘るサケの姿が見られます。産卵床では石の色が白っぽく大きさがそろった綺麗な玉砂利が盛り上がっています。
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| ４．白老牛の放牧地 |
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５．ハルニレの木 |
 川沿いのフットパスの東側には、白老牛の放牧地が続きます。放牧地の中を歩く区間もありますが、牛が近くにいたら様子を見ながら足早に進みましょう。牛のフンにも注意。
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 フットパスから少し離れて放牧地の中に一本のハルニレの木があります。小さなベンチが根元にあるので､天気のよい日は木陰を求めて休んではいかがですか。
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| ６．川の遊び場（河原） |
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７．トラストの森 |
 橋の上流の雑木林の陰には河原があります。河原の近くの川には淵（深み）や浅瀬があり､夏は子どもの川遊び場に最適。きれいな水なので箱メガネを使うと、ヤマベの姿が見られます。
アイヌ語でカッケンハッタリ（カワガラスの淵の意味）という地名がついています。その昔シラオイコタンのアイヌは、イオル（漁場）として遡上するサケを捕獲し、現場で保存食の干しサケ（サッチェプ）にして持ち帰ったといいます。
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 手入れがされたカラマツ林はトラストの森です。ウヨロ川周辺の自然環境保全の拠点として、2001年に有志が資金を拠出し2.2haの森を取得しました。カラマツは約40年前に植えられたもので、その後放置されていましたが、現在手入れが進み明るい森に変わりつつあります。
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| ８．ウヨロ小屋 |
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９．タプコプ |
 トラストの森の中には山小屋があります。道の向かいには白い外壁のトイレもあり、いつでも使えます。小屋の柱や壁、テラスの材料は森の手入れで伐った間伐材。小屋は閉まっていることが多いので、ウォーキング途中に小屋で休憩したい方は、事前に連絡下さい。
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 トラストの森の南側に見える小高い山はアイヌ語地名でタプコプと呼ばれていました。小山が続いた「たんこぶ山」という意味です。尾根に上がると、眺望は抜群で南に太平洋、北西には胆振の最高峰ホロホロ山、北東に樽前山などが望めます。道がはっきりしていないので､登りたい方は事前にガイドを依頼することをお薦めします。
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| １０．遊水地（メム） |
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１１．サケマスふ化場 |
 道から少しそれた雑木林の中に、アイヌ語でメムと呼ばれる湧水地があります。夏でも冷たい水が湧いており、ふ化場の水源にもなっています。はっきりした道がないので、メムの周辺を歩いてみたい方は、事前にガイドを依頼して下さい。
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 ウヨロ川付近でのサケマス増殖事業は1950年頃から始まりましたが、度重なる水害などで一時中止されていました。現在のふ化場は、湧水（メム）を水源に1978年に整備されました。湧水のほか、井戸水やウヨロ川からの導水も利用されています。
ふ化場から流れ出る小川はかってはメナ川となって東に流れていましたが、稚魚を放流するため、ふ化場からウヨロ川をつなぐ新たな川が掘られました。川の名前はアイヌ語でイレスナイ川（サケを育てる川）と名づけられ、今では秋になるとウヨロ川からふ化場を目指してたくさんのサケが上ってきます。
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| １２．サクラ並木の道 |
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 ふ化場からウヨロ川に続く支流イレスナイ川沿いの牧場の外周の途中に、細いサクラの並木があります。牧場に馬を預けていた馬主さんが､記念植樹で植えたもので、数年後には桜の名所になることでしょう。
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